『LDK the Beauty』2019.8月号の付録小冊子、「ゆるっとやせの便利帖」から、今日は「習慣編」をまとめます。
生活習慣を少し変えることで、自然とやせられる、体型をキープできるなら、試してみる価値はありますね。
最初は少し意識して続けなければいけませんが、本当に習慣になったら面倒だと感じることもなくなります。まさに頑張らないダイエットではないでしょうか。
嬉しいのが、本当に毎日の生活に少し取り入れるだけでいい方法が多いということでした。
しかも、「お風呂の習慣」と「睡眠の習慣」に関することなので、「寝坊して遅刻しそうだから今日はできない!」といったバタバタとも無縁です。
もちろん、難しいことではなく、簡単にできそうなことばかりです。
お風呂の習慣を変えてやせ体質になる
毎日しっかり湯船につかる
夏になると、入浴はシャワーで済ませるということも多いと思います。
暑い中を帰宅して、まずシャワーを浴びる。そして寝る前にももう一度。ということもあるでしょうが、こういう時も寝る前にはお風呂に入る方がいいのだそうです。
なぜなら、肩までお湯につかって温まることで、全身の血の巡りがよくなるから。
そして、水圧によって血行と新陳代謝が促進され、老廃物の排出効果が高まるからです。
エアコンの効いた室内にいると、体は予想以上に冷えてしまっている可能性があります。体の冷えは頭痛や肩こり、関節の痛みなど、さまざまな不快な症状を引き起こす原因です。
これを解決するためにも、体を温める必要があるんですね。
シャワーだけだと、お湯が当たらない部分が冷えて血行が悪くなり、老廃物がたまりやすくなってしまいます。
また、意外だったのですが半身浴よりも全身浴の方が健康効果が高いのだそうです。
理由は、半身浴だと水圧がかかる範囲が狭いからです。上半身も冷えてしまいますからね。
血行がよくなる入浴剤を入れる
お湯の保温性を高めることで、血行促進の効果がアップします。
特に、炭酸ガス系入浴剤は素早く血管を広げる作用があるのでおすすめとのことです。
血流がよくなると、むくみも解消されますので、ここは積極的に使っていきたいですね。
クールダウンをうたった入浴剤もありますが、そういう種類のものを使っても血行が悪くなることはありません。スッキリ感じさせつつ、体は温めてくれますのでご安心ください。
私は時々、キッチンで使っている岩塩や重曹、それに日本酒などを入浴剤代わりにしています。どれも結構温まりますよ。
湯船の中でリンパマッサージをする
お湯に浸かることによる水圧のマッサージ効果にプラスしたいのが、リンパマッサージです。
やり方は、デコルテ部分や肩、足、腕などのリンパの通り道にシャワーのお湯を当てるだけ。
全身のむくみの解消に効果が期待できます。
シャワーを当てずに、湯船の中で腕や足などを末端から中心へという向きでなでるだけでもリンパの流れが促進されるそうです。
これは簡単にできるので、是非取り入れたいと思います。
お風呂に入る前に着圧ソックスを履く
これは少し注意が必要かもしれません。
お風呂に入る前の1~2時間の間、着圧ソックスを着用することで、足に貯まった老廃物が流れやすくなります。
ただし、長時間の使用は逆効果。かえって血行が悪くなる恐れもあるとのことでした。
着圧ソックスにも色々ありますし、中には履いて寝るものもあるので一概には言えませんが、注意しながら試してみるといいかもしれません。
睡眠の習慣を変えてやせ体質になる
太らない近道は規則正しい睡眠をとること
規則正しい睡眠をとることによって、成長ホルモンが分泌されやすくなります。
成長ホルモンというと、成長期を過ぎたらあまり必要なさそうなイメージがあるかもしれませんが、とても大事なものなのです。
成長ホルモンは古くなったり壊れたりした細胞を再生する働きなど、新陳代謝を活発にします。早めに寝ると、肌がきれいになるというのもその一環です。
また、浅い眠りの際に分泌されるコルチゾールというホルモンは、寝ている間のエネルギー供給源として脂肪を燃やす働きをします。
睡眠時間が少ないと、眠りに使うエネルギーも少ない=脂肪も燃えないということになり、睡眠不足が続くと肥満になりやすいということになります。
つまり、しっかりと睡眠をとるということが全身をリフレッシュし、脂肪を燃やすというダイエットそのものになるのです。
ちなみに、就寝中にきちんとホルモンが分泌されると、一晩で約300kcalも消費できるというのですから驚きですね。
ホルモンがきちんと分泌される睡眠に近づくための3か条です。
- 寝始めの3時間は起きないで眠る
- 夜中の3時には眠っている
- 1日計7時間は睡眠をとる
就寝直後の3時間は深い眠り(レム睡眠)の時間。ここで成長ホルモンが分泌されます。いわばメンテナンス中ですね。中断することのないよう、適切にエアコンを使って室温を調整したり、水分を摂りすぎないようにするなど心がけたいものです。
また、計7時間の睡眠が目標ですが、昼寝をしすぎて夜眠れなくなるといったことになるのは避けましょう。
小腹が空いて寝つけない時には温かい飲み物を
寝る前にものを食べると太りやすくなる、というのはご存じのとおりです。
けれども、おなかが空きすぎて寝られないというのも睡眠の質を下げてしまいます。消化のいいものなら、口にしても問題ないのだとか。
就寝まで1時間以上あるなら、お味噌汁やスープ。30分前ならお茶(カフェインレスのものがベター)を飲みましょう。
よい眠りにつくために重要なのは、「体温を上げること」です。
人間は、体温が下がると眠くなります。脳は眠るために体温を下げる指示を出しますが、体温低下の幅が大きいほど眠気が強くなり、深く眠れるようになります。
就寝前に温かい飲み物で体温を上げることで、睡眠の質を上げる効果も得られるわけですね。
先日の「太らない食べ方」に書いた「豆乳+めんつゆスープ」の出番かもしれません。
蛍光灯とスマホを避ける
蛍光灯やLED電球、スマホの画面から出る光には「ブルーライト」と呼ばれる波長が含まれています。
ブルーライトは太陽光と似ており、目を覚まさせる作用があるのです。つまり、寝る前にはあまり使わない方がいいのです。
蛍光灯を、電球色と呼ばれるオレンジ色っぽいタイプのものにしたり、電気スタンドのような間接照明を取り入れることで寝つきを改善することができます。
寝る前のパソコンやスマホの使用も控えた方がいいですね。
部屋を真っ暗にして寝る
真っ暗な部屋では寝られないという人もいるとは思うのですが、深い眠りを誘うホルモンのメラトニンは、明かりがあると分泌が減ってしまいます。
上質な睡眠を心掛けるなら、寝る時は部屋の電気はすべて消すようにするのがいいですね。
また、スマホの充電中を示すランプや、オンオフ切り替えタイプのコンセントタップなど、電化製品から出る小さな光も案外眠りの妨げになります。視界に入らない場所に移動したり、ビニールテープで目隠しをするなどの対策をするのもおすすめです。
できるところから取り入れたい「やせ習慣」
今回は「お風呂の習慣」と「睡眠の習慣」についてまとめました。
毎日のことですので、手軽にできればいいなと思っていたのですが、思った以上に簡単なことばかりだったので何とかなりそうです。
お風呂の中でマッサージ、は早速取り入れようと思います。
睡眠については…ついつい遅くまで遊んでしまうので…反省します。
2019.6.22配信//2019.9.21配信停止
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