『LDK』意外に知らない消臭剤のマストバイ【2018.8月号】

『LDK』2018.8月号表紙

『LDK』も比較的新しい雑誌ですね。私は美容院で初めてその存在を知りました。
発行は晋遊舎。『MONOQLO』、『家電批評』と同じコンセプト、つまり「広告なし、スポンサーなしで商品の比較レビューを行う」批評誌で、取り扱う商品が女性向けというものです。

今回読んだ2018.8月号の場合は

  • 収納用品
  • おかず用調味料(即席調味料)
  • 消臭剤
  • オールインワンジェル
  • ブラキャミソール
  • 麦茶、緑茶パック(水出し用)

などの詳しいレビューを行っています。

月刊誌になったそうですが、毎月こんなペースでモノを取り上げていて、ネタ切れにならないかが心配です。
と、言うのは、おかず用調味料にしても、中華総菜から和食、チャーハンとカテゴリーがさらに分かれていて、非常にたくさんの商品を集めて比較しているから。

個人的には、ガムテープ(粘着テープ)類の比較&レビューなんかがあれば読みたいところですが、どんどんマニアックな方向へと走っていく可能性も大いにありそうで、そんなところも楽しみではあります。

『LDK』2018.8月号 目次

シンプルに見えますが、意外や意外、ぎっしりと中身が詰まっているのですよ。

『LDK』2018.8月号目次

特集3●ニオイの大実験

今回の『LDK』ですごいと思ったのが、ニオイの大実験でした。

ニオイ、つまり悪臭と一口で言っても、生ごみの臭い、衣類の生乾き臭や加齢臭、はたまた足の臭いなど、実に様々な種類があり、それに合わせた対策用の商品があるわけで、費用的にも使う機会的にも、個人がそれぞれのナンバー1を選ぶのは難しいということがよく理解できます。
あまり効き目がないかなと感じても、他にもっと効く商品があるのかどうかもわからないので、イマイチなものを使い続けていたとしたらがっかりですね。

この記事は、臭気判定士と微生物の研究者によるダブル判定で、商品などの効果の有無を検証しています。なにしろ、具体的な数字という形で客観的な結果が出ますから、収納用品の良し悪しよりも断然信頼がおけるというものです。

しかも、面白かったのが生ごみの臭いを防ぐため、「密封できるチャック付の袋に入れてゴミの日まで冷凍しておく」という方法の検証もしていたところ。
これは収納・おかたづけ界で一世を風靡したこんまりさん(『心がときめくかたづけの魔法』などの著者、近藤麻理恵さん)も実践している方法ですからね。その効果のほどやいかに。

生ゴミのニオイ対策アイテム

生ゴミの悪臭の原因は、腐敗臭と野菜くずなどの水分が酸化して発生するニオイが混ざり合ったもの。そこで、消臭力はもちろん、殺菌力もポイントとなります。

実験対象になったのは「消臭スプレー」、「消臭アイテム」、「消臭テク」の三つです。

「効果アリ」と判定されたのは

  • ライオン ルック キッチン用生ゴミ消臭&防臭スプレー
  • グリス EPD 生ごみ・排水管臭消臭スプレー
  • 白元アース ノンスメル 生ゴミ用スプレー
  • クリロン化成 驚異の防臭袋 BOS生ゴミが臭わない袋

の4アイテム。
中でもルックのスプレーは、消臭力、殺菌力の両方が高評価の優れモノだそうです。

「消臭テク」の中では、「古新聞にくるむ」が効果的判定でした。ただし、時間の経過によって効果はなくなるので早めに処分が必要です。

気になる「冷凍する」は「効果まあまあ」。ただ、これは「悪臭を放っている生ゴミ」を冷凍庫に入れたからということも考えられます。野菜くずや、食べ終わった直後の魚の骨などを、食後すぐに密封して冷凍した場合には、もっと効果があるのでしょう。

布についた汗臭、加齢臭、生乾き臭対策アイテム

汗を養分にして雑菌が繁殖したニオイ、ノネナールが原因の加齢臭、洗濯機の雑菌が酸化したニオイ、どれも気になる悪臭ですね。個人的にも一番対策したいニオイです。

「効果アリ」アイテムは

  • ライオン トップハイジア 除菌・消臭スプレー

3種類の悪臭すべてに効果を発揮する唯一の商品。過去にもベストアイテムに選ばれているそうです。

小林製薬の無香空間 空気と布の消臭ミストは汗臭と生乾き臭に、花王のリセッシュ 除菌EXプラス 消臭芳香剤は加齢臭にそれぞれ有効。

その他、生乾き臭に関しては「アイロンをかける」ことでも消臭が可能だそうです。
脱水後の洗濯物に、150℃以上の高温でアイロンをかけることによって、殺菌し、ニオイを蒸発させることができるのですが…
さすがにこの時期のアイロンがけは… と、いうわけでハイジアのスプレーを買いに走った方がよさそうです。

その他にも、下駄箱のニオイ、冷蔵庫のニオイ、脇のニオイなど、気になるニオイの対策アイテムを網羅したこの特集、一読の価値ありです。
さらに、「ニオイの真実 プロが教えます」というQ&Aコーナーもよかった。「自分の家が臭いのかわからない」に対し、部屋のニオイを一番吸っているのはカーテンなので、「カーテンを外して袋に入れ、屋外でニオイを確かめる」という回答には目からウロコが落ちました。その手があったか。 

それにしても、臭気判定士って大変なお仕事だと思います。すごい。偉い。体を張って働いてくれてるんだなぁ…

特集1●この収納がスゴイ

本号のメイン特集は収納用品です。それはもう、「こういう時にはこれ、なぜならこういう点が用途にぴったりだから」「ほかの商品、例えばこちらの場合には、これこれこういった理由から評価が下がる」と、きっちり丁寧なケーススタディで教えてくれました。

収納に関するお役立ち知識も満載です。この特集をしっかり読み込めば、ちょっとした収納アドバイザーになれるのでは? くらいの充実ぶり。
他の雑誌の収納・お片付け特集と比べても、相当力が入っているのは明らかです。

でもですね、提案されているのはあくまでも「理想の収納」であって、「私と私の家」にマッチングしているかどうかは、また別の話なのです。
ですから、「なるほど、こういう方向性で収納家具を選べばいいのね」とか、「この用途で使うのなら、このメーカーのこれがいいのね」と知識として頭に入れるのはありですが、スマホでスクリーンショットを撮ってそのままお店に買いに行くのはちょっと待った! と言いたいところ。

買いに行くのはいいですが、まず手持ちのもので何とかできないかを考えることと、収納家具を入れたいスペースのタテヨコ高さをちゃんと測っておくことなどをおすすめします。

私はメインの家具のサイズ、引き出しの内寸などをメモしていますが、それによって買い物の失敗を防げたことも何度かありますよ。さすがにメジャーを持ち歩いてはいないものの、収納用品を買うと決めている日なら持って行った方がいいでしょうね。

そして、私がこの特集にあまり気乗りがしなかった理由がもう一つ。
単純に、プラスチック系の収納用品はあまり気に入らず、購入もしたくないからです。

家具やインテリア、収納用品には昔からそれなりに興味があり、好きなアンティーク調のスタイルの家具を集めてきました。見えないところ(カウンター収納の内側とか、キッチンのシンクやガスコンロ下など)に使うのはまだいいですが、たとえばリビングにむきだしのプラスチック家具があるのはちょっと…かなり遠慮したいわけです。

個人的に、品質管理に少々疑問を持っているメーカーの商品がベストバイに選定されていたのも残念でした。初期不良というほどでもない微妙な具合の悪さを抱えた商品に当たってしまうと、本当に嫌な気持ちになりますからね。
そういう商品が手元に来ないよう、現物を確認できるならしっかり確認して買った方がいいです。たとえ100円のモノであっても。

結局、モノを買う時は勢いで買うのではなく、しっかり吟味して「これこそお気に入り」と思える一品(逸品)を選べばいいんでしょうね。金額にかかわらず。
そして、日々そのお気に入りを使って生活するのが正解なんだろうとは思います。

が、なんだかんだでモノは増えていくんですよねぇ…

『LDK』2018.8月号 感想とまとめ

兄弟誌の『MONOQLO』、『家電批評』よりも、より身近で毎日使うものに焦点が当てられているので、「早速これを買いに行かなきゃ!」と思わされる感じがします。
生活必需品でもあるので、手に取るハードルも低いですし、お値段もお手頃ですから。

でもここで、むやみに買いに走るのではなく、本当にそれが必要なのか見極めるのが大事なのかな、と思いますが、それにしても世の中にはたくさんの競合品があって、それぞれにしのぎを削って日々戦っているんだなぁとしみじみ感じました。
いいものは継続して買って、支えていきたくなるものですね。

次号予告は見つけられませんでしたが、そろそろ楽天マガジンに新しい号が登録される時期だと思います。多分読むことになるでしょう。面白かったです。

2018.6.28配信開始//2018.7.27配信停止




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