『anan』来年こそは開運したい人、今こそ行動の時期です【2018.10.17号(No.2122)】

『anan』2018.10.17号(No.2122)表紙

『anan』もずいぶんな長寿誌になりましたねぇ。
週刊誌を発行すること、発行しつづけるのはとても大変なことだと思います。

その時代のスタイルや空気感を取り込むのはもちろん、過去に人気のあった記事を違った角度から深く掘り下げて再度取り上げることも重要になりますが、そういう意味では今週号の特集は毎年取り上げられているものといえるでしょう。

「開運」です。

来年に向けて準備すべき時、あるいは新しい年が明けて早々には、このテーマを掲載した雑誌を多く見かけますね。
とは言え、年頭にはどちらかというと「今年はどんな年になるか」をクローズアップした「占い」がテーマになる傾向が強いでしょうか。

秋から冬、年の終わりが近づくにつれて今年一年を振り返り、来年こそはいい年にしよう!! という決意を新たにする人の背中を押してくれるのが、まさに本誌の特集です。

その名も「開運行動学」。
あれですね、「天は自ら助くる者を助く」ということわざそのままです。
何もしなければ、何も得られない。基本的にはそういうことでしょう。
けれども、具体的にはどんなことをすればいいのかわからない。
そんな人のために、様々な観点から行動の指針や具体的なアクションを教えてくれます。

信じるも八卦、来年は今年よりもいい年にしたいなぁと漠然と感じている人は、読んでみるといいかもしれません。
そして行動しましょう。

『anan』2018.10.17号目次

連載記事は非掲載のものが多いようですが、特集記事は大体読めます。
週刊誌はそれが肝心なところですね。

『anan』2018.10.17号(No.2122)目次1 『anan』2018.10.17号(No.2122)目次2 『anan』2018.10.17号(No.2122)目次3

特集●開運行動学。

自ら動く人から運は開けていきます。

というコピー付き。

悩み、願うだけではなく、やってみる。
旅、掃除、体操……できることから
少しずつ。具体的に動き始めた人に、
きっと幸運は訪れます。

このセンテンスが非常に共感するところ大でしたので、そのまま引用させていただきました。
そうなんですよね。自分からアクションを起こさなきゃダメ。

たとえば自分のツイートにいいねがつかない、とがっかりしているだけではなくて、自分から共感するツイートにいいねをしにいく。
たぶんそういうことですよね。私は(今は)TwitterもFaceBookもやってませんけど。

さて、開運のためにどんな行動をするかの提案としては、SPECIALとして江原啓之のレクチャーするスピリチュアルヒント。
そして

  1. “ハレの日”を楽しんで幸運体質を作る
  2. 掃除術&お作法を知り、自宅をパワースポットにする
  3. お財布の扱いに気を付けて金運と人生の質を向上させる
  4. “写龍”で運気の流れを整える
  5. 良縁チャージのためになすべきことを知る
  6. 邪気払い体操でストレスや嫉妬などマイナスの感情を一掃する
  7. 「新月・満月旅」でツキを手に入れる
  8. “本来の人生”へ向けて三つのワークを実践する
  9. 幸せを呼ぶ七つのシンプルアクションを起こす

以上九つのトピックが並んでいます。
コレ、結構盛りだくさんですね。ただ、7と8は電子版には非掲載でした。
まぁ何も「全部やる!」と張り切りすぎず、できるところから徐々にやってみればいいと思います。

“ハレの日”の開運アクション

“ハレの日”とは学校で習ったことがある通り、お祭りの日や年中行事のある日のことですね。
こういう日には特別な力があるので、その日にあった過ごし方をすることで運が上がるのだそうです。

正直言ってズボラな私には、毎日ちょっとずつ頑張るよりも、決まった日に頑張る方が向いていそうな気もします。
と、いうわけで10月以降の“ハレの日”の過ごし方をしっかり読みました。

10月の開運日とアクション

10月に大切なのは夏の疲れを回復し、来年の夢を早めに神様にお伝えすることだとか。
そう、自分の夢を出雲での神様会議の議題のひとつに上げることが重要なのだそうです。
そのため、17日~20日には神社に参拝し、来年の夢を祈願すべきとのこと。
この日程は伊勢神宮の神嘗祭に当たり、「天界の門が開く」とされているそう。

出雲に神様が集まることは知っていましたが、これは知りませんでした。
どこか特別な神社へお参りする必要はなく、最寄りの神社に行けばいいというのが素晴らしい。
これは実行したいと思います。

その他、17日は「貯蓄の日」、20日は「恵比寿様の日」ということで、それぞれ「貯金を始める」、「財布を整理し、きれいにして新札を下ろす」という金運向上系アクションの日です。

また、20日から11月6日にかけては「秋土用」期間。どちらかというと家の中で模様替えや冬物への衣替えがおすすめの時期とのこと。

11月の開運日とアクション

11月にすべきなのは、なんと早めの大掃除に取り掛かることです。
と、言っても本格的な掃除ではなく、少しずつ早めに手を付けるということが肝心なので、まずはやってみることにしましょう。

1日・13日・25日は「酉の市」。金運向上の行事が行われますが、これはどの神社でもいいわけではないですね。

17日~24日が「出雲大社祭」。かの有名な全日本神様会議というわけですね。
この期間にもう一度、最寄りの神社にお参りするのがおすすめだとされています。
10月の夢をもう一度お伝えするのはもちろん、少し変更しても大丈夫だというところに、日本の神様のおおらかさがあらわれているなぁとつくづく思いました。
ただし、身勝手なお願いごとは慎むこと。二礼二拍手一礼の作法を守ることはお忘れなく。

その他、食にまつわる開運日が二件ありました。

7日は「立冬」で、体の冷えとともに心も運も冷え込みがちになる時期となります。
これに対するのが温かい紅茶にすりおろしたショウガを入れたショウガ紅茶。
辛み成分が体を温め、紅茶の香りがストレスを吹き飛ばしてくれるとか。さらに黒糖を加えれば脳がポジティブになるそうですので、手持ちがあれば入れてみるといいでしょう。

体の冷えは、健康にはもちろん運気にもよくないというのは、他の雑誌か何かでも読んだことがあります。なるべく温かくして過ごすのがベターですね。

23日は「勤労感謝の日」ですが、その起こりは「新嘗祭」。新米を神様に捧げて感謝したのち、天皇陛下自らも召し上がるという宮中行事です。
この日、神様に感謝しながら新米や秋の実りをいただくことで、神様のパワーが体内に取り込まれるのだとか。

実りに感謝する儀式は世界各地にありますね。人類が今までたどってきた歴史に思いをはせる日にもいいかもしれません。

12月の開運日とアクション

13日の「すす払い」。テレビニュースで、神社仏閣のすす払いが取り上げられるのを見たこともある人も多いと思います。一般的には「大掃除のはじまり」とみなされているのかと思ったのですが…

本誌によると、

不用品や汚れの最終確認。

11月にやり残した箇所があるなら、この日に全てクリアしましょう

既に最終段階の様相を呈しているではありませんか!
ちょっと…ちょっと待って。早くない!?
納得いかないわ~。

けれども、事実この後は

  • 22日「冬至」にゆっくり柚子湯につかる
  • 24日「クリスマスイブ」にはイルミネーションを見に行く
  • 31日「大晦日」は親戚や家族と思い出話をする

とすっかりのんびりモードです。解せぬ。

ともあれ、帰省の際は近所の神社への参拝がおすすめ。また、年が明ける前に一度神社へ行くのもいいそうです。

神様にマンツーマンでじっくり話を聞いていただけます。

と書かれていたので、はは~と一種のカルチャーショックを受けました。
距離が近いというか…いつもは混んでいる病院なのに、たまたま他の患者さんが少なくてドクターとしっかり意思の疎通が図れた、的な光景が思い浮かびまして。

でも何というか、そういうところが日本の神様の特徴なのかもしれませんね。かかりつけのお医者さん的な。
好きです。日本の神様。

さて、年末の参拝のテーマとして“平成への感謝と新しい時代への夢”が挙げられていました。
そうでした…平成は終わるんでしたね。昭和よりも短いだろうとは思っていましたが、こういう形で時代が移るとは予想していませんでしたし、自分が三つの時代を生きるという自覚もまだありません。

<p>けれども、本当に今年やれることは全部やりきって、新しい年をいい状態で迎えられるようにしたいなと改めて思わせてくれました。
年末には、ちゃんと「感謝と夢」を神様にお話ししてきたいです。

良縁チャージ術

これからの3か月は人、恋愛、仕事、お金… あらゆる縁の溜めどき、というフレーズが目を惹きました。

来年、いい縁に恵まれて過ごすためには、早速今から縁を引き寄せる行動をすべし! というわけで、「良縁チャージ」につながる行動の一例です。

  • ホームパーティーをしてみる
  • 入りづらいお店にこそ入ってみる
  • 面倒な誘いこそ乗ってみる
  • 髪形を思い切って変えてみる
  • 高額な買物をやめる
  • 無駄遣いしない
  • サポート役に回る
  • 歴史ある場所を旅してみる
  • 過去に執着しない
  • お歳暮を贈る

このうち、「過去に執着しない」の意味する過去には「過去の栄光」だけでなく「過去の失敗」も含まれます。
未だに中学時代の出来事を思い出してはいたたまれない気分になることもある私にとっては、非常に耳が痛いところでした。

「無駄遣いしない」と併せて、第一の目標にしたいと思います。

『anan』2018.10.17号 感想とまとめ

気合を入れて「開運!」と行動するよりは、日々の暮らしに少し要素を取り入れる方が私の性にあっているので、「ハレの日の開運アクション」はとても参考になりそうです。
折角ですから、神様に願い事を伝えたいですもんね。

ただ、引っ越して以来、気楽に立ち寄れるご近所の神社がどこなのかわからない状態なので、まずはそこから探してみなくては。

このエントリでは取り上げませんでしたが、トイレ掃除による開運法、お財布やお金の扱い方の心得なども、簡潔にまとまっていて読みやすい記事でした。

さて、次号の特集はカラダにいい「動き(ポーズ)」として、ゆっくりスクワットや体芯ねじり体操、ずぼらヨガなどが取り上げられるそうです。
どれも“緩さ”をアピールしている印象ですね。いきなりハードな運動はちょっと…と躊躇する、まさに私のような読者が多いのかもしれません。

これから年末に向け、段々忙しくなってきますから、気分転換や運動不足の解消にちょうどよさそうです。

2018.10.10配信開始//2018.10.23配信停止




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です