『ダイヤモンド・ザイ』長期保有前提の株を選ぼう【2018.9月号】

『ダイヤモンド・ザイ』2018.9月号表紙

今日は、久々に半身浴をしまして、そのお供として『家電批評』【2018.8月号】で読んだのを参考に、ジップロックバッグに入れたタブレットを持ちこんでみました。

うまく操作できるか、バスタブにうっかり下とさないかなどが心配でしたが、袋越しでもちゃんと操作できたので良かったです。

今までも、長い時間バスタブにつかる時は雑誌を持って入っていたので、お風呂で読書すること自体には抵抗がありません。ただ、持って入る雑誌や本はどうしても傷んでしまうので、読み古したものや通販カタログばっかりだったんですよね。
こうしてタブレットがお風呂で使えるなら、格好の読書タイムになります。もちろん、落下には気を付けなくてはいけませんが。

というわけで、今日のお風呂本は『ダイヤモンド・ザイ』。2回目です。
元々時々購読していた雑誌ですから、電子版で読めるのはありがたいです。残念ながら、読める範囲は冊子版に比べてかなり限られていますけれども。

『ダイヤモンド・ザイ』2018.9月号目次

ちょっとボリューム不足に見えますね

『ダイヤモンド・ザイ』2018.9月号目次

特集●長期で持ちっぱなしできる高配当株入門

日本株のうち、配当金(と株主優待)に着目しておすすめ銘柄を掲載しています。

株式投資に興味はあっても、なかなか実際の売買に踏み出せないのは口座開設が面倒だったり、結局損をするのではないかという不安が大きかったりするのが原因かもしれません。

口座開設はともかく、損をしたくないという気持ちが大きすぎるなら、株式やFX、仮想通貨には投資しない方がいいですね。
ここではマイナスが出てるけど、他のところではプラスになっていて、トータルで見たらプラスになっている、というスタンスで考えられるなら、投資に踏み出しても大丈夫だと思います。

そして、日中は株の値動きを気にしてばかりいられないという大半の人には、「コレ!」という銘柄を選んで購入し、配当金を得ながらずっと持ち続けるのがベストでしょう。

面白い比喩として、株で売却益を得る方法が狩猟型、配当と優待の利回りが高いものを選んで持ち続けるのが農耕型と表現することがあるそうです。わかりやすいですね。
そして、日本人にはやっぱり農耕型だと安心できる人が多いのではないかな、と感じました。

さて、高配当株の買いの基準は、「配当+優待利回りが3.5%~4%」が目安。この数字は厳密に守り、狙っている株があっても基準に達するまでは辛抱強く待つのが最重要ポイントだそうです。

さらに、

  • 基準の数字になったとしても、株価がじわじわと下がっている銘柄の場合は警戒が必要。
  • 初心者が長期保有するのなら、景気にあまり影響されない業種から銘柄を選んで、分散して持つ。
  • 自分が理解できないビジネスの会社は、高利回りでも買わない。

というルールも付け加えるとますます安心できるでしょう。

注目すべき高配当株を探す場合、

  • 「日経平均高配当株50指数」に組入れられている銘柄に注目する
  • 「日経ヴェリタスの配当利回りランキング」をチェックする

という方法が紹介されていましたが、『ダイヤモンド・ザイ』でも時折こうして特集が組まれていますので、それを参考にするのが一番簡単だと思います。

ちなみに、配当利回りの計算式

1株当たりの年間配当額 / 買った時の株価

で求められます。難しいことではありませんので、やる気になればすぐに計算できますね。

本誌で例に出されていたのが「大日本印刷」株の、購入時期による利回りの違いでした。

配当金は、年額64円(1株当たり)
100株を購入したとすると、6400円になります。

15年8月に株価2847円で購入した場合の配当利回りは「2.25%」
12年10月の株価は1006円だったため、こちらの配当利回りは「6.36%」 という結果になります。

配当金の額そのものは同じですが、284,700円で6400円のリターンを得るのと、100,600円で6400円とでは大違いですよね。
しかも、12年に買った分だけ配当金を受け取った回数も多いということになりますし。

一社当たりの配当額も、2011年から順調に増え続けています。(東証1部上場会社)
日本企業は次第に株主を重視するようになってきたという傾向もはっきりしているので、今後も高配当額に着目するのはいい方法だと思います。

現時点では株式市場の先行きは不安定のように感じられますが、社会にとって、なくてはならない会社、生きていくのに必要なものを扱う会社は余程のことがない限りなくならないでしょうから、やはり実生活でなじみのある商品に関する銘柄を選ぶのがいいのかな、と改めて思いました。

特集2●確定拠出年金のお悩み相談室

始めよう、と思いつつ、何をどうすればいいのかなかなかわからないのが個人型確定拠出年金、通称iDeCo。

  • 60才まで引き下ろすことができない積立方式
  • 最低積立額は5000円で、職業によって上限額が変わる
  • 掛け金が所得控除の対象
  • 運用益が非課税で、受取りに際しても税金の優遇がある

というのが基本ですが、運用商品を自分で選ぶというのがハードルなのではないでしょうか。
と、いっても株よりも断然種類が少ないのですが、買える商品が証券会社によって違うということが、そもそもどこの証券会社を選べばいいのかという疑問を生みます。

資産を増やしていくためには、日本株、海外株、日本債権、海外債券の4種類に分散して、世界の経済成長を取り込みつつ、長期で積立てするのが鉄則。
私は日本株の積立投資信託をしているので、海外株と債券を組み込んだ商品を選べばいいのかもしれません。

悩んでばかりいても、行動しなければ始まらないので、取り敢えず楽天証券にでも資料請求をしてみようかな。

『ダイヤモンド・ザイ』2018.9月号 感想とまとめ

特集のほかに、海外株を扱った記事もあり、そちらもしっかり読みました。
もし買うなら米国株と東南アジアかなぁ…
とはいえ、東南アジア各国の会社はまったく知らないので、私でも知っている会社ばかりの米国株の方が安心できそうな気もします。
外国株も楽天証券で取引ができるので、やっぱり楽天証券の資料の請求をしてみることにします。

さて、次号予告によれば、特集は「最新日本株大研究」「米国株で儲ける方法」だそうです。iDeCoの枠で外国株に投資することもできるみたいですし、なかなかタイミングがいいみたい。

と、いうわけで、次号も読みます。

2018.7.21配信開始//2018.9.20配信停止




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です