表紙がなかなか目を惹きました。上下左右に余白的なデザイン、面白いです。
特集は「夏の気持ちいい暮らし」を
- 捨てる
- 整える
- 掃除する
の3ステップで叶えようというもので、他誌でも似たような特集を見かけました。
他に「ホームパーティの好演出アイデア」などの特集があり、どうやら「おうちを快適にして、お友達を読んでパーティーをしましょう」、という流れを想定しているようです。
なるほど。
きれいにしよう、と思うのは簡単ですが、それだけだと挫折しがちですもんね。
お友達をお招きするという目標があれば、頑張れる… 人もいるんでしょう。おそらく。
ですが、私の目的はホームパーティーではなく、ネットで買える「センスいいね!」なお取り寄せです。
まぁ、これも「うちパにも帰省の手みやげにも使える!」という一文がついていますので、ホームパーティーがらみではあるのですが。
『CHANTO』2019.8月号目次
「魂からキレイになる!美開運フェイス」がやたらと気になりました。
ネットで買える「センスいいね!」なお取り寄せ
面白かったのが、「スイーツ部門」と「グルメ部門」があり、それぞれに「うちパ編」と「帰省編」が設けられていたことです。
こういう分類は初めて見ました。
1カテゴリあたりの紹介数は4点(スイーツの帰省編は6点)と、少々物足りないかな、と思ったのですが、それでも4ページで18種+αが掲載されていますし、知らないものばかりでよかったです。
一番気になったものを1点ずつ、記録します。
スイーツ部門・うちパ編
たこ焼きにしか見えないシュークリーム(虎屋本舗)
やられました。コレ、完全にしてやられました。
こんなんホームパーティーで目にしたらテンション上がるでしょ、そりゃ。
というインパクト。
たこ焼きの正体は手焼きのシュークリームに秘伝のショコラソース。スライスしたミルクチョコの削り節と、抹茶の青のりがトッピングされています。
経木の舟皿とつまようじ付き、8個で686円なら、普通のたこ焼きと変わりませんねぇ。
これは絶対いつか買う! と決めてホームページを確認したら、また打ちのめされました。
「そっくりスイーツ」というコーナーに、「コロッケそっくりなレアチーズケーキ」だの「ざるそばそっくりなモンブラン」だの、まぁあるわあるわ「そっくりさん」の群れ。
もういっそ、そっくりスイーツのホームパーティーを開いた方が受けるのでは…
いやいや、目の保養になりました。
虎屋本舗さんは広島で創業400年を迎えようという老舗だそう。
「老舗の広島れもんケーキ」や「ロールケーキ」もおいしそうで目移りします。
虎屋本舗
https://www.tora-ya.co.jp/
スイーツ部門・帰省編
クルミッ子(鎌倉紅谷)
ほろ苦い自家製キャラメルとたっぷりのクルミをバター生地ではさんだ焼菓子、ということで見た目は少し地味ですが、焼菓子好きにはたまらないのではないでしょうか。
鎌倉で大人気のお菓子だそうで、店頭では売り切れが多いのでお取り寄せ推奨です。
5個入りで税込み724円、一回の注文で20個までの個数限定販売です。
パッケージのリスの絵が可愛いなぁ、と思ったら、オンラインショップにはこの絵柄のマスキングテープやレターセットが販売されていました。
鎌倉にはリスが多いこと、クルミはリスの好物であることなどから採用されたそうです。
パッケージだけでなく、中身にももちろんこだわりが詰まっています。
クルミッ子の生地やキャラメルは、職人さんたちの手で、その日の気温や湿度によって微調整を繰り返しながら作られているのです。
自社スタッフが自社商品のファンで、家族やご近所の人にお薦めする、というのも素敵な逸話ですね。
季節限定の商品も気になりました。
今の季節は砂糖と寒天を煮詰め、外側を結晶化させた琥珀糖の「花火」です。
七色、七種の味はミント、ラムネ、さくらんぼ、マンゴー、ラズベリー、ライチ、マスカット。
目に涼しげで、夏にぴったりです。
鎌倉紅谷
https:www.beniya-ajisai.co.jp
グルメ部門・うちパ編
黒毛和牛のパテ(M.santa)
端正なルックスに胸キュンです。立派なメインになるでしょう。
全粒粉パイ専門店のミートパイで、肉は黒毛和牛を100%使用。つなぎは卵のみ。香辛料の使用も少量で、肉本来のうまみを引き出している一品。
選者の感想も
超おいしいミートパイ。ジューシーな肉と、香ばしいパイ生地の組み合わせがたまりません。同店のアップルパイもおすすめ
と絶賛でした。
あぁ、パイ生地の出来は重要ですよね!わかります! と思い切り頷いてしまいました。
それにしても、アップルパイはアップルパイで気になります。
早速ホームページを見に行きました。
通販ページを見て、またうっとり。
ポム(アップルパイ)にキッシュロレーヌ、そして焼菓子の詰め合わせ。
もうここのパイとお菓子だけのホームパーティーもありじゃないかな。あとはサラダと簡単なスープぐらいで。
黒毛和牛のパテは15cmのホールで税抜き3000円、ポムが同サイズ、税抜き2400円。冷凍での配送とのことです。
M.santa
グルメ部門・帰省編
招福カレーコーチンまん(名古屋肉まん本舗)
地元のはずなのに全く知りませんでした。
愛知県の地域ブランド食材である、名古屋コーチン、野崎白菜、八丁味噌、三元豚を材料に使用して、名古屋を代表する肉まんを作るという意思のもとに設立されたブランドだそうです。
名古屋でなぜ肉まんなのか、そこがよくわかりませんが、志の高さはよく伝わってきました。
記事で紹介されている「招福カレーコーチンまん」がすごいのは、黄身がとろりとした卵がまるまる1個入っているというところですね。(注:中に入っている卵は、名古屋コーチンのものではありません。)
ボリュームがあって、簡単なお昼ごはんにもいいかもしれません。カレー味というところも、夏に合っていると思います。
ホームページをチェックしたところ、招福肉まんのシリーズにはカレーコーチンの他「招福肉まん」、「招福八丁肉まん」、「招福コーチンまん」があって、どれも地元産(もしくは国産)原材料を使用しています。
お値段はコーチンまんの方が10個で3500円(税込み)、それ以外は10個2500円(税込み)です。
つまり名古屋コーチン>三元豚ということですかね。
日持ちは冷凍で3か月。
もうひとつ、高級ラインの「鳳凰肉まん」シリーズがありまして、「鳳凰コーチンまん」、「鳳凰叉焼コーチンまん」は各12個で税込み5400円というクォリティプライス。
いや、でも横浜中華街あたりの老舗だとそれくらいするのかな。
ともあれ、私がチェックした時点では鳳凰シリーズはどちらも在庫切れでした。
手づくりですし、あまりたくさんは製造できないそうです。
名古屋肉まん本舗
https://nikuman-honpo.com
以上、『CHANTO』2019.8月号より、気になったお取り寄せ商品でした。
2019.7.5配信開始//2019.10.4配信停止
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