スマホのゲームアプリ、「新テニスの王子様 Rising Beat」通称テニラビのランキングイベントにうつつを抜かしていたら、いつの間にか秋になっていました。
目標としていた順位内には入ったので、ホッとして気が抜けた感がありますが、ランキングイベントというのは自分との戦いなんだなぁとしみじみ思った次第です。
自分の手持ちのリソースを把握し、追加可能なリソースの上限を測り、目標圏に到達ないし留まり続けることが可能かどうかを判断する。時間もお小遣いも気力も削られますな。
まぁ私は最上位圏に入らなくてもよし、かつ頑張るのは特定のキャラクターが特典の時だけというスタンスなので、これでも多少はましな方だとは思うのですが、もっと上位の人たちの頑張りには本当に感心します。
そんな感じで呆けていたら、既に一部雑誌では10月号が配信されていました。「9月号」は読んでいない雑誌が多いですが、気になるものは追々読んでいくつもりです。
書店の店頭では、次の号が出る前には並ばなくなってしまう雑誌でも、電子版なら配信終了日までは余裕があって、簡単に読めるのは嬉しいですね。
今回選んだのは『MONOQLO』の10月号です。
興味を惹かれたのは、創刊10周年を迎えた『MONOQLO』誌が10年間の集大成として選んだ「いいモノ」の紹介記事。
恥ずかしながら、『MONOQLO』が10年続いた雑誌だったことは知りませんでした。書店離れしていた時期が相当長かったということですね。
『MONOQLO』10月号目次
シンプルです。
総力特集●MONOQLO the BEST100
「10年かけて見つけた本当に良いもの100製品」というサブタイトルがついています。
自分の家で、あるいは家族や友人が使ってみていいものを見つける、というのはおのずから限りがありますよね。家具などの場合はそうそう買い替えるものでもありませんし。
買った後で、もう少し別な選択肢があったんじゃないかなと思っても、それを確かめることはなかなかできません。
そんな時には、こういう雑誌のこういった特集が、とてもありがたいと思います。
もちろん、太鼓判を押されている商品が、自分には合わなかったということもあるでしょうけれど、記事にはこういう点が優れていると具体的なレビューが記載されていますので、自分で商品を探す場合もどんな点を重視して選べばいいのかの目安になると思います。
この特集ではありませんが、「アマゾン5つ星探検隊」という連載記事においてはマキタのスティック型掃除機9種の比較レビューがされています。
検討したポイントは
- 駆動時間
- グリップ（握りやすさ）
- ゴミ排出
- 持ち運び（重さ）
- 吸引力
の5点です。
私が検討しようとしても、まず駆動時間と吸引力、そして価格ぐらいしか比較観点を思いつかなかったでしょう。
記事を読んで初めて、「そういえばゴミの始末の仕方もチェックしなきゃ」と気づいたくらいです。
そして、吸引力が持続するかどうかはゴミの排出方法と関連があり、紙パック式の方が吸引力を持続させるということも初めて知りました。
さて、話がそれましたが、BEST100製品の特集です。
フライパンから本棚まで、累計テスト総数は30,000製品を越えるという圧巻の読み応え。
ラインナップは本棚、スーツケース、オーダーメイドスーツ、電気自転車、焚火台、ダイニングセットにトースター、コーヒー豆、インソールや入浴剤、スキャナ、モニタ台、はさみにステープラー、シャンプー、デンタルフロスなどの日用品、スポーツグッズからは空気入れやクロスバイク、アウトドア商品としてテントやランタン、その他高圧洗浄機、カビ取り洗剤、スマートフォン…
男性誌ですから、取り上げられている商品のうちワイシャツや腕時計など私の守備範囲外のものもありますが、それでも非常に気になるものがたくさんあります。
個人的に非常に気になったのが家具のカテゴリー。
色々と買い替えを検討しているのですが、大型家具ショップに行ってみても今一つ収穫がないうえ、具体的にどこをどう検討すればいいのかわからないということもあり、二の足を踏んでいました。
この記事で紹介されていたLOWYAの4人掛けソファダイニングセットはおしゃれ、なのにお値段がぐぐっと控えめでびっくりです。
しかも、家具のプロがテストしてもコスパが高く、なおかつ非常にクォリティが高いとのこと。
これを知っただけでも読んだ価値がありました。ありがとう、『MONOQLO』！
さらに同じLOWYAのＬ字型パソコンデスクコンパクト、IKEAの天板と脚をカスタムできるワークデスクも気になります。
IKEAでは本棚のビリーシリーズも良さそうですね。スライド式ではありませんが、そのカスタマイズ性に関して非常に興味があります。
本って、文庫本でも出版社によって微妙にサイズ（高さ）が違っていたりして、案外きっちり収まらないことが多いんですよね。棚の高さを調節できても、最終的に使いにくい高さが隙間のように空いてしまったり。
仕方がないから、そういう中途半端なところに雑誌を横向きに積み重ねると雑然としてしまう。
そういうことがなんとなくストレスにつながるのですが、ディスプレイ棚を兼ねると考えると、ビリーはスライド式ではないということが、逆に利点になるのかなと思います。
しかも、キャビネットライトなどを組み合わせることができ、追加棚や扉なども付けることができるというのには、もう参りました。という感じです。定番品なので、少しずつ買い足していけるというのもいいですね。
LOWYAはオンラインショップ専業、IKEAもオンラインでオーダーが可能ですから、いろいろ検討するつもりです。
IKEAには一度行ってみたいと思っていたので、もう少し過ごしやすい季節になったら出掛けてみようかな。
その他、個人的に気になったものまとめ
ティファール IHルビー・エクセレンス
最強のフライパンの由。やっぱりティファールか～。製造国もフランスなら問題ないですね。
Re:Home（楽天） リプロダクトダイニングチェア
イームズのシェルチェアのリプロダクト品だとか。この時点で座り心地は間違いなさそうですが、さらにオンラインで座面と脚を自分好みに組み合わせてオーダーできるというのですから、素晴らしい。早速チェックします。
ドトール マイルドブレンド
「素人でもわかるおいしさ」というコピーに惹かれました。これは一度試してみたいです。
村上商会 別府温泉 薬用湯の花
本物の別府温泉からとれるミョウバンを使用した薬用入浴剤。保温も保湿もかなり効果があるとのこと。これも気になります。
ケルヒャー WV1プレミアム
窓掃除グッズ。洗剤と水を霧吹きボトルに入れて窓に吹きかけてこするというもの。雑巾よりも速く楽できれいに仕上がるそうで、かなり興味あり。ただ、専用洗剤を使うというところが少し気になるかな…
ざっと見ただけでも気になるものがこんなに。いいですねぇ。
ただ、この特集で唯一「？？？」と思ったのが、「10年間ベストスマホはiPhone一択」って、これはホントにそうなのかなぁというところです。
私はandroidタブレットとiPhone7を持っていますが、iPhoneはイマイチ使い方が解らずもうすぐ1年になろうかという状態なので。個人差なんでしょうけどね。
『MONOQLO』2018.10月号感想とまとめ
読み応えあり、満足満足。
他の特集も、特に第3特集の「靴＆カバンの新常識」、靴の構造と名称から解説した記事で非常にためになりました。
革靴のメンテナンスも、なんとなくクリームを塗るだけという人も多いでしょうが、正しいお手入れの仕方を知って実行することによって、いい靴を長く履くようにできれば、それは一生の財産になるかもしれません。
まずは長く履けるいい革靴を選ぶのが大前提ではありますね。
次号は創刊10周年イヤー第2弾として「お得技TheBEST100」だそうです。
いまひとつどんな特集かピンときませんが、時間があれば読みたいと思います。
テニラビのランキングイベントに立海が来なければ、その時間はあるはず…
2018.8.18配信開始//2018.9.18配信停止
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