iPad miniを買いました。
小型ノートパソコンが欲しいな~ というところから始まったのですが、落ち着いたところがiPad。
しかもmini。
色々とツッコミどころはあるチョイスかもしれませんが、私の場合、ほぼ最適だと思います。
今回は、『家電批評』の2019.10月号、総力特集からして「いま見逃しちゃもったいない iPadのおもしろいことぜんぶ!」を読みながら、iPadの現行機種の選び方などを確認しようと思います。
と、いうか、買う前に読んでおけ、という感じがしなくもありません。
iPadの現行機種は全部で5つ
ひとくちにiPadと言っても、ProだのAirだのがくっついていたり、第3世代などと呼ばれていたりして、知らない人には区別がつかないイメージがあります。
たとえて言えば、EXILEの派生グループがどうとか、Jなんとかの何代目とか、そんな感じ…
iPhoneなら、数字かXなんとかだけでまだわかりやすいと思うのですが。
とはいえ、結論から言えば、現行機種は全部で5つ。
- iPad 6世代(2018年発売) ※以下「無印」と表記
- iPad mini 第5世代(2019年発売)
- iPad Air 第3世代(2019年発売)
- iPad Pro 11インチ(2018年発売)
- iPad Pro 12.9インチ(2018年発売)
この中で、「Pro」とそれ以外に断絶のようなものが見受けられるわけですね。
性能とお値段的な意味で。
また、「Pro」シリーズには
- ホームボタンがなく、顔認証システムのFace ID によるロック解除方式が採用されている
- 外部端子(充電ケーブル)にUSB-Cを使用
- 第2世代のアップルペンシルに対応
- 純正キーボードに対応
という特徴があります。
それ以外の3機種は
- ロック解除方式はTouch IDによる指紋認証方式
- 第1世代のアップルペンシルに対応
が共通点で、Airは純正キーボードにも対応しています。
画面サイズは共通点なし、それ以上に重量差あり
それぞれの機種の画面サイズと重さです
- iPad 9.7インチ(469ℊ)
- iPad mini 第5世代 7.9インチ(300.5ℊ)
- iPad Air 第3世代 10.5インチ(456ℊ)
- iPad Pro 11インチ(468ℊ)
- iPad Pro 12.9インチ(631ℊ)
これ!
これが重要なんです、私の場合!
電車通勤をしている時、よく同じ電車に乗り合わせる女性がしょっちゅうiPadを手にしているのを見ました。
その時の感想が、「…大きすぎるよな、アレ…」だったんです。
2017年ごろだったので、無印iPadの9.7インチではないかと思うのですが、私の目には持つには大きすぎるサイズに映りました。
しかも、現行機種でも画面サイズの大きいAirよりも重い。
これでは持ち運びできません。
Proは私にとっては猫に小判的な存在ですし、やはり重すぎる。
Airは無印よりも大きい。
よって、miniです。
miniしかありません。
元々スマホ代わりに7インチのタブレットを愛用していまして、次に8インチに乗り換えているので、使い慣れたサイズ感でもあります。
女性が持ち運びするならminiを強力におすすめしたいです。
ただでさえ色々なものを持ち運ぶことが多いでしょうし、荷物が重くなると疲れが出ますから。
逆に、あまり持ち運ばずパソコン的に使用するのがメインなら、Proの2機種かAirだと思います。
と、いっても性能的にはProの2機種にはそれほど差がないので、実質的には「Proの12.9インチ(第3世代)」かAirでしょうか。
仕事の内容と予算の兼ね合いということになりそうですね。
Airが本命、対抗はmini?
私は画像処理や動画編集をする予定はなく、タブレット(とPC)の主な使用用途は文章の執筆とメールのやり取り、電子書籍の閲覧と簡単なゲームです。
動画もあまり見ませんし、音楽も聞きません。
正直なところ、これならiPad自体がオーバースペックなのでは…とも思うレベルです。
性能的には、無印iPadでも楽々こなしてくれることでしょう。
もっとバリバリ仕事に使う人におすすめなのは、Air。
現行の第3世代は「iPad Pro 10.5インチ(2017年発売)」がベースとなっているので、元々「お仕事用」ではあるわけですね。
画面も大きく、その割に軽量。
しかもバッテリーの持ちもよく、ひそかに高速充電にも対応するというそつのなさ。
これでProよりも手の届きやすい価格帯、とくれば選ばない理由はないとすら思います。
一方、miniです。
小ささが正義ならこれしかない。
といっても、性能は前世代よりも大幅にアップしていて、実はAirと同等なんですね。
無印よりも価格が高いのは、その証でもあります。
ディスプレイもきれいですし。
キーボードが必要なら、純正でなくてもBluetoothキーボードを使えば問題ありません。
それに、ゲームをする場合、画面サイズが大きいとかえって遊びにくいということも往々にしてあるわけでして…
そういう意味でも、私はminiのサイズ感が気に入っています。
ところで、私の使い方ならもちろん無印iPadも活躍してくれると思います。
何といってもiPadのなかでは一番お手頃なお値段なのは魅力ですしね。
ただ、私にはサイズが大きすぎた。それだけです。
SIMを使う?Wi-Fiオンリー?
この辺りも迷いどころになりますね。
- 通勤時など、外出の際に必ず持って行く
- 海外でも使う
- カーナビとして使う
なら、SIMカードを挿すセルラー版を選ぶのが基本です。
- 自宅や職場など、限られたところで無線LANを使用する
- 外出先でも公衆無線LANを利用できる
- モバイルルーターを利用する
という場合はWi-Fi版でも問題なし。
という感じです。
「外出時にデータ通信ができるかどうか」が分かれ目なんですね。
ちなみに、購入価格はセルラー版のほうがお高くなります。
また、セルラー版を選ぶなら、どこのキャリアとSIMの契約をするか、プランはどうするか、格安SIMってどうなの? など、また様々な悩みが降ってくることになりますね。
これは面倒。
これは完全に余談ですが、私が以前iPhoneを購入した際は、本体をAppleのオンラインショップで購入。
格安SIM(楽天モバイルでした)で一番お手頃な「データプラン」を契約。
SIMを挿す。
という流れで簡単に使っていました。
「携帯電話」としてはまだガラケーを使っているので、iPhoneもデータ端末的な位置づけなんです。
最終的には、父がスマホにしたいというのでiPhone本体を譲り、父の格安SIM(これも楽天モバイル。ただし音声通話プラン)を契約して、父が使用していたソフトバンクから乗り換え。
私のデータプランは解約。
という具合に、譲渡や乗り換えも可能です。
案外、iPadやiPhoneの本体は、セルラー版をAppleストアで購入+格安SIMと組み合わせるのもありだと思いますね。
ちなみに、セルラー版を大手キャリアのショップで購入した場合には、格安SIMに乗り換えようとするとロック解除手数料が必要な場合があるとのこと。
どこで契約するか、最初によく考えた方がいいようです。
記憶容量はどうする?
android端末なら、あまり本体の容量を気にする必要なありません。
SDカードを使って、ストレージ容量を増やすことが可能ですからね。
ですが、iPadではそれができないため、購入するモデルの記憶容量もチェックしておく必要があります。
この点で、一番お手頃な価格の無印iPadは力不足感が出てきますね。
32GBでOSと基本アプリもまかなうことを考えると、必要最低限のアプリを厳選して入れないとすぐに容量不足になるでしょう。
64GBが実質的な最低ラインと考える方がよさそうです。
初代からiPadを愛用しているヘビーユーザーによれば、2010年からデータを引き継いでいても、実際のストレージ使用量は100GB程度なのだとか。
思ったより少ない、と言えるのかもしれませんが、128GBか256GBを選んでおけばまず間違いないようです。
使用機種のストレージ容量のアンケートを見てみても、128GBと256GBが38%ずつで圧倒的でした。
動画の閲覧やゲームを頻繁にする人は、1ランク上のストレージモデルを選ぶのがいいですね。
私は64GBにしましたので、容量不足になったらどうするかも知っておかねばなりません。
- まずは不要なアプリを消す。
- iCloudやGoogleドライブなどのクラウドストレージサービスにデータや写真を移す
以上2点は、こまめにやろうと思います。
中でも、Googleフォトは使えそうですね。
今まで知らなかったのですが、写真なら容量無制限で保存することができるそうです。
これはありがたい!
早速利用を開始したいと思います。
iPadの選び方についてよくわかる記事でした
先日AppleのオンラインショップでiPadを購入したわけですが、そもそも現行の機種が5種類だったことを、今回初めて認識しました。
Appleのサイト上では、3機種の比較ができるようにはなっていたものの、いまひとつ解りにくかった… のか私の見方が悪かったのか。
それにそもそも、私はminiのサイズ感を愛していますので、比較の仕方が甘かったのは確かでしょう。
もし、iPadの購入を考えている人がフラットな目で記事を読んだら、とても役に立つと思います。
『家電批評』2019.10月号のiPad特集はまだまだ続き、「最強の保護フィルム」や「高速充電対応バッテリーのベストバイ」など、私の今後に役に立つトピックがいっぱいです。
しっかり読み込んで、今後に備えようと思います。面白かったです。
もう楽天マガジン版でも11月号が配信されていますが、なかなか読書する暇が取れなくなってきているのが残念です。
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