『DIME』デジモノと文具好きにはたまらない読み応え【2018.8月号】

『DIME』2018.8月号表紙

『DIME』は私にとって、存在は知っていたけれど読んだことはない雑誌。『MONOQLO』よりもさらに男性向け、という印象のあるガジェット誌。キャッチコピーは「ビジネスマンのONとOFFをサポートするトレンドマガジン」。

小学館のサイトによると

家電、IT、クルマなどのモノ情報から、仕事術、マネー、ヘルスケア、ファッションなどのライフハックまで、より実用的でお得な情報をわかりやすく、楽しく紹介しています。

とのこと。
私はクルマ、あと男性のファッションにはあいにく興味がありませんが、その他の情報については大体守備範囲だと思っていますので、今まで読んだことがないのはご縁がなかったということかなぁ。

楽天マガジンの導入で試し読みの機会ができて嬉しいです。

『DIME』2018.8月号の目次

掲載されているコンテンツが多い! 期待大です。

 

ガジェットをアップグレードする予算を3万円にしたのは、そろそろボーナスのシーズンだからでしょうか。ちょっといいものが欲しくなる時期ですね。

突然出ばなをくじかれる

さっそく読み始めたところで、目が点になりました。いきなり付録についての解説ページです。交換式のドライバーの先端部が6種付属した、LEDライト搭載のペン型ツール。きっと自信作なんでしょうね。読んでみると、なるほどちょこっとお役立ち系のツールが好きな人にはたまらない便利アイテムと見ましたよ。

しかし電子版にこのページを載せる意味はあったのか。雑誌版にはこんなのがついてるから、ぜひよろしくね! というアピールなのか。そのアピールは本当に実を結ぶのか、と本文に入る前から余計なことを考えてしまいました。

電子版を読んでおいて、さらに同じ雑誌を買うっていうのは、よっぽど気に入らないと難しいですよね。私の場合、愛読誌の『dancyu』だったらそういうこともすると思いますが、たぶんあまり一般的ではないでしょう。

たとえはおかしいかもしれませんが、立ち読みで大体の内容を把握した後に、その本を買うよりもハードルが高いような気がします。だって、電子版は立ち読みの上位版みたいな感じがしますし。

電子版の雑誌にQRコードか何かを付けておいて、一冊につき一回限り、いくらかを書店で支払うことで付録を購入できるみたいなシステムがあれば利用する人がいるかもしれないなーと思ったり。

第1特集●コスパ最強の仕事ガジェット&文房具111

さて、内容に移りましょう。
第1特集、正直言ってPART.1は読み飛ばしました。自分自身が使わない(であろう)ガジェットばかりで、親近感や興味が持てません。好きな人、必要な人にとってはもちろん参考になるのでしょう。

面白くなってきたのはPART.2の実力は文具セクションから。筆記具は大好きです。なんだかんだで毎日使いますし、こだわりたいところだと思っています。

そんなことを言っても、愛用しているのがシナモロール(サンリオのキャラクター)のSARASAだったりクルトガだったり、フリクションだったりとこだわっているのはむしろシナモロールグッズであるという一点のみ、という疑惑もありますが、だって好きなんだもん。

それはさておき、いわゆる高級ボールペンも欲しくはありますので、ボールペンの記事はじっくり読みました。さすがにペン軸の光沢が美しいですねぇ。
使っているときに目に入るものは、断然美しいもの、お気に入りのものにすべき、と私は常々思っています。視界に入っただけで幸せになれるから。
まぁそういう意味では、私がシナモロールの筆記具を愛用するのは、当然のことではありますね。幸せの追求です。

話が逸れましたが、この記事以降は個人的にとても興味を惹かれるものが多くありました。主に文房具です。文房具大好きです。いずれは文具メーカーの株を買って、株主優待で文具詰め合わせセットをもらいたいと思っているくらいです。

紹介されている商品の中で、特に気になったのはPART.3の「心をつかむ雑貨」で見つけた、M-PLAN「レフ板のついたリングノート」。
発想が面白いですし、持ち運びしやすいA5サイズですし、自撮りにも使えるそうで重宝しそうです。お値段もお手頃な500円。探してみようかな。

第2特集●ボーナスで買いたいごほうび家電30

スマホにパソコン、ワイヤレスイヤホンからアイボ、掃除機にかき氷器、エスプレッソマシン、冷蔵庫から洗濯機に至るまでの広い分野で満遍なくベストバイを選出しています。

購入を考えている品目があれば参考に、特になくても「ふぅん、今のおすすめ商品にはこんな機能がついてるのね」と頭に入れることができる手頃な情報だと思います。

紹介されていた家電の中では電動かき氷が気になりました。つい最近、氷を少し溶かしたところで削るとふわふわになるということを知ったのですが、ここで紹介されているパナソニックの「電動わた雪かき氷」も、ヒーターで温度を調整してふわふわに削ってくれるそうです。すごい。

そういえば、ふわふわのかき氷って、頭がキーンと痛くなりにくいと聞きましたが、それは本当なんでしょうか。

特集3●2018下半期ヒットのキーワード40

これがまた面白かった。はやりやヒット商品に疎いので、予習気分で読みました。

「思いやりAI」「進化系イヤホン」などのガジェット系、「レンタル墓」「無賃タクシー」「ラブホ出張」なんていうちょっとインパクトのあるライフスタイル部門、フード関係では「定額制グルメ」や「新素材ビール」などがノミネート。
地方のまだ知られざるご当地グルメや観光スポットもあり。

どれもなるほどねー、はやりそうと思わせるに足るものばかりです。
私が一番食いついたのは、「海のLCC(ローコストクルーズ)」
何を隠そう、私はクルーズ旅行をするのが夢なのです。それが、ここで紹介されていた「コスタ ネオロマンチカ」号のクルーズは「日本海ショートクルーズ4泊5日」で7万円台から!! なんて素晴らしい情報でしょう!!

LCCと言っても、カジュアル船でのクルーズという意味であって、乗り心地が悪くて船酔いしそうな船での旅というわけではありません。むしろ豪華客船で、盛装してのディナーに緊張するよりはお気楽に違いなく、ちょっと本格的に調べてみる気満々です。

ここまでで特集をぜんぶ読みましたが、『DIME』は毎号の連載記事もたっぷり読ませてくれます。
クルマ、マネーハック、ショートカット仕事術や書評。『コロコロアニキ』の広告にも似た記事があるのは同じ小学館だからですか。応募者全員サービスもあるミニ四駆大特集号って、なんだか妙に微笑ましい。

もうひとつ、特別記事として「大谷翔平 二刀流の原点」が掲載されています。有名になった64マスの「目標達成シート」の味方・作り方の解説があり、これは誰にでも参考になるいい記事だと思いました。

初めての『DIME』

面白かったですし、なにより読みごたえがありました。
また来月号も読んでみるつもりです。

2018.6.15配信開始//2019.6.14配信停止
配信期間が長い! たっぷり読めますねぇ




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