『週刊ファミ通』、いえ『ファミコン通信』は私の一番の愛読誌でした。単純に、読んだ冊数で比べるなら、えぇと…多分『きょうの料理』に次ぐ2位ではないでしょうか。
同時に『マル勝ファミコン』と『ファミコン必勝本』も読んでいましたねぇ。ゲームが楽しい、いい時代でした。
ファミ通も実に久しぶりに手に取った…… と言いたいところなのですが、2年以内に一回購入した覚えがあります。
そしてそれが、電子版として初めて購入した雑誌でした。
なぜかというと、とじ込み付録としてゲームアプリの「妖怪ウォッチぷにぷに」で使える特典コードがついていたからで、それが一刻も早く欲しかったためにダウンロード購入に踏み切ったというトホホな理由です。
そう、つい最近まで、妖怪ウォッチぷにぷにに夢中でした。
正確に言えば、アニメの妖怪ウォッチが大好きでした。可愛くて、時にはシュールでお下劣で、油断してると泣かされる。
一週間を終えた金曜日にそんなアニメの妖怪ウォッチを見るのが楽しみだったのです。
けれども、この4月からは完全な路線変更で、可愛さはほぼ壊滅、絵面がホラー的に怖い、なのにやっぱりちょいちょい泣かせてくる謎仕様に成り果てまして、がっかりしていたところでした。
(でもその前にやっている「イナズマイレブン」が結構可愛いのが救い。)
そんな時に久しぶりに目にした可愛いジバニャンとコマさん、そしてウィスパー。
あぁ懐かしや、と早速『週刊ファミ通』をダウンロードです。
結構読めますねぇ。個人的にはゲーム誌の広告も眺めたい方なので、広告が掲載されているのはかえって嬉しいです。
特集1●全員参戦!『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』
いわゆる『スマブラ』、大人気の作品クロスオーバー対戦格闘ゲーム、ですね。知ってはいますが、遊んだことはありません。
一応チェックしましたところ、この「SPECIAL」では参加キャラクターはシリーズ最多の65人(組?)。
初参加のファイターは「スプラトゥーン」からインクリング、「メトロイド」シリーズからはリドリーだそうです。
そして、これまでのシリーズに参戦した全ファイターが実装されているとのことですので、思い入れのあるキャラクターで遊びたい人には嬉しいですね。
アイスクライマーのキャラクターが出撃しているのを見て絶句しました。何故アイスクライマー?っていうか、そんな顔だったっけ!?
特集2●ユービーアイソフト E3 2018新作特集
YouTubeではゲーム実況かタカラヅカを見ることが多いので、E3の動画も既に目にしています。
ほとんど実写映画のようなビジュアルに感心しきりです。そして、15年前にはこういった海外のゲームはまだまだ敷居が高すぎて、あまり日本人のプレーヤーはいないという印象だったのに、変われば変わるものだなぁとも思いました。
やはりインターネットが、ゲームの世界標準化を後押ししたんでしょうか。海外の面白いゲームが入ってきて、日本のものは外に出ていく。そして他国のゲームに影響された人たちが、世界のどこかでまた新しいものを作りだす。文化交流ですねぇ。
ユービーアイのゲームは、私にはちょっと難しそうなので、プレイ動画を見せてもらって楽しむことにしたいと思います。
気になるのは「スカル アンド ボーンズ」。大航海時代モチーフの、海戦バトルアクションです。いいですね、大航海時代。コーエーの「大航海時代」が懐かしい。シミュレーションなら私にもできそうなんですが。
特集3●スタジオツアー Playdead
「LIMBO」と「INSIDE」を開発したデンマークのメーカー、Playdeadに世界初の密着取材を敢行した記事です。
全く知らないタイトル、そしてメーカーでしたが、記事を読んで「これは確かに面白いかも…」と感じました。細部に至るまでの作りこみがすごい。匠の精神に通じるものがあります。チームワークだから刀鍛冶かな。
ゲームの中に文字情報がないというのが、また驚きでした。ローカライズなしで世界中の人が遊べる。
ゲームの動画を見ていると、日本語字幕が大変なことになっているのは当たり前のご愛敬だと思っていましたが、そういうアプローチもあるのか~。
豪華声優を起用して吹替えというのも、そちら方面が好きな人には嬉しいでしょうけどねぇ。
特集●妖怪ウォッチワールド
「妖怪ウォッチ」シリーズ5周年記念作品で、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが開発したスマホ用新作ゲーム。ジャンルとしては「位置情報ゲーム」となるそうです。
これまでの位置情報ゲームと違う点は、手持ち妖怪をほかのプレイヤーにヒョーイ(憑依)させることで、自分が動かなくても別の場所で会える妖怪を連れて帰れるところ。
なんと!私のように、行動半径が1㎞程度の引きこもりでも楽しめそう!……たぶん。
プライバシー面もちゃんと考慮されていて、正確な現在位置が他人に知られることはないとのことです。
面白いのが、登場する妖怪やイベントなどのデータは「市区町村別」というかなり細かいエリアで管理されているので、登場妖怪のバリエーションやイベントのランキングも、より地域に密着したものになるという解説でした。
ランキングの上位に行きたければ、ユーザーが比較的少なめな町に行くという技が使えるそう。
これまでの同種のゲームですと、都市部に住んでいるユーザーの方が有利な印象がありましたが、「妖怪ウォッチワールド」では逆にユーザー数が少ない町の方が有利なこともあるかもしれませんね。
また、今後は、全国のファミリーマートやドコモショップをはじめ、色々な企業とのコラボも計画されているとのことです。
リリース直後ですが、既に実装されている妖怪の数は500体。全国に散らばっているのでボリュームはある様子。今後も増える予定だとか。
キャラクターが少なかったり、成長の余地がなくなったりするとがっかりするタイプのゲームですから、定期的にアップデートがされるのを期待します。
『週刊ファミ通』2018.7.19号 感想とまとめ
懐かしい、と言いますか、私のホームグラウンドはここなんじゃなかろうか。と思いました。知らないゲームも多いのですが、読んでいて実にしっくり馴染みます。
PS3以降は据置きゲーム機を購入しておらず、3DSでは妖怪ウォッチをやりかけて画面の小ささに挫折していましたが、久しぶりにゲームがやりたくなりました。
そういえば、本号はダウンロードコンテンツの付録がついているのですが、楽天マガジン版では入手不可能でした。
ダウンロードコンテンツが欲しい場合は、冊子版の購入か、別の配信スタンドで購入する必要があります。私が以前使用したのは「BOOK☆WALKER」でした。
それからもうひとつ。
「帰ってきたイナズマ通信SP」ということで、新作ゲームの発売を秋に控えたイナズマイレブンの記事がストライクゾーンのど真ん中ですよ。
アニメで気になっていた登場人物が、まさかのフィーチャー。王帝月ノ宮の野坂選手。
あー…… つまりアレね、『テニスの王子様』でいうなれば、立海の部長(と副部長)だね。理解した。
大本命やないかい! 気になるわけだよ!!
すみません、取り乱しました。
次号予告によるとスクウェア・エニックスの新作RPG、『OCTOPATH TRAVELER』の大特集。「E3 2018」の出展タイトルや「ポケモン」の特集もあるとのこと。
この「オクトパストラベラー」、そこはかとなく、というか、かなり強く往年の名作「ロマンシングサガ」と似た香りがします。
対応機種はSwitchなんですね。もう品薄状態は解消されたようですし、ソフトも続々発売されるようですし、購入にはいい時期かもしれません。
私は取り敢えず「妖怪ウォッチワールド」をダウンロードしたいと思います。
2018.7.5配信開始//2019.7.5配信停止
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